もし、痒みの原因が脂漏性皮膚炎によるものならば、

病院からの薬を塗ったり飲んだりすると思いますが、それ以外に本人ができることは、頭皮の清潔さを保つことです。

そのための心がけとして、髪の汚れや余分な皮脂を洗い流し、シャンプー後はよく乾かすことです。

髪を濡らす前にブラッシングをして、そして温めのシャワーでしっかり濡らします。

これをすることで、目に見えない皮脂や埃を結構洗い流せます。

シャンプーは洗浄力の弱いものを使い、よく泡立て頭皮を指の腹でマッサージするように洗います。

頭皮に傷をつけると厄介ですので、爪を立てたり、ガシガシ洗うのはやめましょう。

最後に泡は、十分なお湯を使ってきちんと洗い流します。

洗髪が終わったら頭皮も髪もヘアドライヤーで、完全に乾かします。

その際、熱風をあて過ぎないようにしましょう。

頭がかゆくなる原因として、脂漏性皮膚炎という病気が、その1つです。

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が多すぎると発症する炎症です。

頭皮に限らず肌には、健康な皮膚にするための常在菌、不必要な常在菌(マラセチア菌など)がいます。

マラセチア菌は、皮脂を餌として遊離脂肪酸を排出します。

頭皮は、遊離脂肪酸の刺激によって炎症を起こす原因となるわけです。

また皮膚はその刺激に対する防衛反応が働き、皮脂を分泌します。

増えた皮脂をマラセチア菌が続けて食べて刺激物を排出するという痒みの悪循環となります。

ご参考までになぜかゆみを感じるかご説明します。

まず、痒みのもとは「ヒスタミン」で、通常時は非活性ですが、肌が傷がつくなどをきっかけに動き出す物質です。

炎症が起きている皮膚の中では、ヒスタミンなどを含む「マスト細胞」というものが集合している「炎症細胞」という細胞があります。

マスト細胞がヒスタミンを放出して、炎症を悪化させる物質は炎症細胞が生み出しています。

それらの物質がかゆみを感じる神経を刺激するため人はかゆみを感じます。

ということで、炎症が治らないと痒みは繰り返されるということです。

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